唇が乾燥してしまうのはなぜか?

唇はとてもデリケートなので、ちょっとした刺激ですぐに乾燥してしまいます。唇が他の部分と比べて渇きやすいのは、その構造に原因があります。通常、皮膚の表面には角質層があり、その上を皮脂や汗などが成分になる皮脂膜が覆っています。これが外部の刺激から肌をガードして、皮膚から大切な水分が奪われることを防ぐ役目を果たしているため、些細な刺激でダメージを受けることはほとんどありません。しかし、唇は皮脂が分泌されないため皮脂膜がありません。ですから水分が蒸発しやすく、すぐに乾燥してしまいます。
唇の荒れは紫外線や空気の乾燥、刺激の強い物を食べた時などに起こります。また、普段何気なくしている行動も唇の荒れと乾燥を促進させていることがあります。例えば、口が渇いているとその部分を潤すためについ舐めてしまいますが、これは唾液の成分が脂分を取り除いてしまうため、一時的にはしっとりしたように感じますがその後さらに渇いた状態になってしまいます。食後に口周りの汚れを紙ナプキンなどでゴシゴシと擦ることも、トラブル発生の元になります。
荒れた状態を改善するには、リップクリームなどでこまめにケアすることが必要になります。ただし、この場合も力を入れて塗るのではなく、なるべく刺激を与えないように、塗りましょう。

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